広島で公務員から転職したい人へ|神戸大卒・留学経験ありの私が、転職面接で10社連続落ちた話

広島 公務員 転職

「これだけ経歴があれば、転職くらい余裕だろう」正直、そう思っていた。

神戸大学在学中に1年間の留学を経験して、英語もそれなりに話せる。
公務員として真面目に仕事もしてきた。広島 公務員 転職

なのに——面接で、10社連続で落ちた。

もし今、広島で公務員から転職を考えているなら、少しだけ立ち止まって読んでほしいです。
これは、経歴に自信があった私が、転職活動でつまずいて気づいたことの話をします。

目次

「余裕だろう」が崩れるまで|広島で公務員から転職を考えた理由

転職を決めたのは、公務員として数年働いたあとのこと。

このまま同じ組織にいていいのか、という漠然とした焦りと、民間でもっと自分を試してみたいという気持ちが重なって、転職活動をはじめた。

最初は正直、なめていました。

神戸大在学中に留学も経験して、英語もできる。公務員として実績もある。

「こんな私を採らない企業はないだろう」とは口に出さなくても、心のどこかでそう思っていた。

その慢心が、10社連続不合格という現実として返ってきました。

広島で公務員から転職しようと考える人の中にも、
「自分は真面目に働いてきたし、社会人経験もあるから大丈夫だろう」と感じる人は少なくないと思う。

でも実際には、公務員として評価されてきたことと、民間企業の面接で評価されることは、必ずしも一致しないなとおもいました。

私が面接でやっていた、致命的なズレ

何社か落ちたあと、自分の面接を振り返ってみた。そこで気づきました。

質問に答えているつもりで、全然答えていなかった。

「これまでどんな業務をされていましたか?」

この質問に対して、私は忠実に“業務内容”を答えていた。

どんな部署で、何の仕事をして、どんな対応をしてきたか——。

でも面接官が本当に聞きたかったのは、そこじゃなかった。

「あなたのこれまでの経験が、うちの会社でどう活きるんですか?」

そういう質問だったのだ。

QAは合っているようで、まったく合っていなかった。
自分では手応えを感じながら、面接官には刺さっていない。
そんなすれ違いを、10回繰り返していた。

広島で公務員から転職する場合も、ここはかなり大事だと思

たとえば公務員の仕事には、

  • 住民対応
  • 関係各所との調整
  • 期限管理
  • ミスなく事務処理を進める力
  • 組織の中で周囲と連携する力

こうした強みがある。

でも、それをそのまま話すだけでは弱い。
民間企業では、

  • 顧客対応力
  • 調整力
  • 業務改善力
  • 再現性のある行動
  • チームへの貢献

といった言葉に置き換えて伝える必要がある。

私はそれができていなかった。

ビジネス感覚ゼロだと気づいた瞬間

もうひとつ、痛かった失敗がある。

希望年収を聞かれたとき、私は公務員の給与をベースに答えていた。

今の給与がこれくらいだから、転職後はこれくらいほしい——と。

でも転職活動を続けるうちに、気づいた。

希望年収って、「企業にどれだけ貢献できるか」の話なんだ。

自分がほしい金額ではなく、自分が出せる価値に見合った金額を提示する。

公務員の世界にいると、給与は勤続年数と役職でほぼ決まる。
貢献度と報酬を結びつけて考える習慣が、そもそもない。

公務員という環境の中にいる限り、絶対に気づけなかったことだった。

ビジネス感覚が欠落していた、と素直に認めるしかなかった。

広島で公務員から転職したいと考えたときも、ここで止まる人は多いと思う。

「今の年収は守りたい」
「下がるのは不安」
「せっかくここまで頑張ってきたのに」

その気持ちは本当によくわかる。

でも企業が見ているのは、過去の所属先ではなく、入社後にどんな成果を出せるかだ。
この視点に切り替わってから、面接での答え方も少しずつ変わっていった。

転職活動が変わったターニングポイント

10社落ちたあと、少しずつ応募のしかたも変えていた。

最初は無意識に、知名度のある会社や大手グループ会社ばかりを選んでいた。

プライドもあった。

「この会社なら受けてもいい」という感覚が、どこかにあった。

でも何社か面接を受けて、ある当たり前のことに気づく。

こちらがどれだけ「いい会社だ」と思っても、向こうが「いい人材だ」と思わなければ、前には進めない。

悩んで選んだ時間が、まるごと無意味になる。

だったら、まず場数を踏むべきだ。

求人票の段階で致命的な条件でなければ、とにかく応募して話を聞いてみる。
自分の経験やスキルを伝える練習を、実際の面接でやる。
面接に慣れて、自分をちゃんと見せられるようにレベルアップする。

そう考えを切り替えてから、動き方が変わった。

「絶対に譲れないもの」と「捨ててもいいもの」を整理して、
目的意識を持って面接に臨むようにした。

すると、一次選考を通過する機会が増えてきた。

転職活動が、ようやく前に進みはじめた。

広島で公務員から転職するなら、最初から完璧を目指さなくてもいい。
むしろ最初は、

  • 自分の市場価値を知ること
  • どんな業界・職種が合うのかを知ること
  • 民間企業の面接に慣れること

この3つを意識した方がいいと思う。

広島で公務員から転職したい人が、最初に見直したいこと

私自身の失敗を踏まえると、広島で公務員から転職したい人ほど、最初に見直したいのは次の3つだ。

1. 「何をしてきたか」ではなく「どう活かせるか」で話す

面接では、職務内容の説明だけでは足りない。
公務員としての経験を、民間企業の仕事にどう接続できるかまで話して、ようやく評価の土台に乗る。

2. 条件だけでなく、伸びる環境を見る

最初から理想の会社を当てにいくより、経験を積める会社を選ぶ方が結果的にうまくいくことも多い。
未経験転職では特に、教育体制や受け入れ体制があるかは重要だった。

3. 面接を「選ばれる場」ではなく「すり合わせの場」と考える

落ちるとどうしても自分が否定されたように感じる。
でも実際は、企業との相性や伝わり方の問題も大きい。
必要以上に自信をなくさず、改善しながら数をこなすことが大切だった。

公務員から転職を考えているあなたへ

広島での転職をさらに詳しく知りたい方は、広島で住宅営業に転職したい20代未経験へ|きつい現実と年収、失敗しない会社の選び方もあわせてご覧ください。

神戸大在学中に留学も経験して、それなりのキャリアを積んできた。

それでも10社落ちた。

経歴はあくまでも“入口”に過ぎない。

面接で問われているのは、「あなたの過去」ではなく、
「あなたが自社でどう活躍できるか」だ。

公務員の仕事は誇れるものだ。
でもその経験を、民間の言葉に翻訳する作業を、誰も教えてくれない。

自分で気づくしかないし、気づくためには動くしかない。

10社落ちて学んだのは、そういうことだった。

転職活動は、自分を知る旅でもある。
転けるたびに、少しだけ自分の輪郭がはっきりしてくる。

もし今、広島で公務員から転職したい気持ちがあるのに、
「自分の経歴で通用するのだろうか」
「民間でやっていけるのだろうか」
そんな不安を感じているなら、その不安はあなただけのものじゃない。

実際、私も同じように迷って、何度も落ちて、ようやく少しずつ前に進めるようになった。

だからこそ伝えたい。
最初からうまくいかなくても、大丈夫だ。

大事なのは、公務員として積み上げてきた経験を過小評価しないこと。
そして、その経験を民間企業に伝わる言葉に変えていくことだ。

広島で公務員から転職を考えているなら、まずは完璧な答えを探すより、動きながら修正していけばいい。
その一歩が、思っている以上に大きく未来を変えることがある。

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広島の転職市場|公務員出身者が知っておくべき現実データ

ここからは、広島という地域に絞って、転職市場のリアルな数字と特徴を整理します。私自身が転職活動を通じて気づいたことと、実際のキャリア支援で見えてきたことをお伝えします。

広島の求人数と転職難易度

広島県の転職求人数は、大手転職サイト(doda・リクナビNEXT)ベースで常時5,000〜8,000件前後が掲載されています。東京・大阪と比べると規模は小さいですが、製造業・自動車関連・IT・不動産を中心に、安定した求人数があります。

特に公務員出身者が転職しやすい職種として、以下が挙げられます。

業種・職種なぜ公務員と相性がいいか広島での求人傾向
製造業(マツダ・東洋工業系列)の事務・総務事務処理能力・期限管理が評価される◎ 常時求人あり
不動産営業(用地・仲介)住民対応・調整力が活かせる○ 成長企業多い
IT・SES(未経験転職)正確さ・コミュニケーション力が強み○ 増加傾向
金融・保険信頼感・丁寧な対応が評価される○ 安定して求人あり
人材・採用コンサル調整力・相手の話を聞く力が直結する△ 競争率やや高め

広島で公務員から転職した場合の年収変化

広島県の平均年収は約420万円(国税庁データ参考)で、全国平均をやや下回る水準です。公務員の年収は勤続年数によって異なりますが、20代後半〜30代前半の広島市職員であれば350〜480万円程度が一般的です。

民間転職後の年収変化は、職種によって大きく異なります。

  • 事務・総務系:300〜400万円台が多く、転職直後は下がるケースも。ただし昇給ペースが早い会社もある。
  • 営業職(不動産・保険):インセンティブ次第で500〜700万円も狙える。最初の1〜2年は実績を積む期間と割り切る必要がある。
  • ITエンジニア(未経験):最初は300万円台前半からスタートが現実的。3年後に500万円以上を目指すモデルが多い。

公務員からの転職で「年収を下げたくない」という気持ちはよくわかります。ただ、最初の1〜2年は経験値を積む投資期間として考えると、結果的に長期で年収が上がるケースが多いです。これは私自身のキャリア支援の中でも、繰り返し見てきたパターンです。

広島の主要転職先企業(公務員出身者の実績あり)

広島エリアで公務員出身者の転職実績が比較的多い企業・業種として、以下のようなカテゴリがあります。

  • マツダ・関連サプライヤー:総務・人事・調達などの間接部門での採用実績あり
  • 地域金融機関(広島銀行・もみじ銀行など):接客経験・丁寧さが評価されやすい
  • 不動産(住宅・用地系):広島市内を中心に成長中の地場企業が積極採用
  • ITベンチャー・SES:広島市中区・西区エリアを中心に増加、未経験歓迎多い
  • 人材会社(パーソルグループ・リクルート系):対人スキルが強みの公務員出身者の採用実績が多い

広島で転職活動するときの注意点

広島市内の転職市場は、東京と比べると「人間関係・コミュニティのつながり」が意外と重要です。地元企業への転職では、面接でも「広島に根を張って長く働けるか」という視点で見られることがあります。

また、広島は転勤なしの地元密着企業が多い一方で、全国展開の大手企業だと転勤が前提になるケースもあります。「広島で腰を据えて働きたい」という意思をしっかり伝えることが、面接での印象を左右することもあります。

私が10社落ちた経験から言えるのは、「広島での転職活動は、地域への愛着や定住意思をどう伝えるかも、意外と大事なポイントになる」ということです。

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この記事を書いた人

大手人材紹介会社にて九州、広島岡山で述べ1,000名以上を超えるキャリア面談を実施。その後組織長として営業からエンジニアまでを担当する組織を経験。実体験に基づいた、『地方×キャリアの最大化」ノウハウを発信しています。自身も福岡にIターンし、福岡での暮らしを楽しんでいます。

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