大本組 転職と検索されている方は、「岡山の老舗総合建設会社・大本組で働くのは実際どうか」「年収や働き方は安定しているのか」「土木・建築の現場でキャリアを築きたい」と考えている方が多いのではないでしょうか。
こんにちは、Carraria編集部の西川です。これまで延べ1,000名以上のキャリア面談に携わり、岡山・中四国エリアを中心に建設業界の転職支援を行ってきました。結論から言うと、大本組は岡山発の中堅ゼネコンとして、土木・建築・施工管理など建設分野で長期的なキャリアを築きたい方にとって、非常に有力な転職先です。一方で、現場対応や転勤可能性など、建設業特有の働き方への理解は欠かせません。
この記事では、大本組への転職を考えている方に向けて、会社概要、年収、働き方、転職難易度、向いている人・向いていない人を、岡山の転職市場の視点から解説します。

大本組とは?岡山発の老舗総合建設会社
株式会社大本組は、岡山県岡山市北区内山下に本店を置く総合建設会社です。1907年に創業し、1937年に株式会社として設立された、100年以上の歴史を持つ老舗ゼネコンです。
建築事業・土木事業を中心に、浚渫、埋立、不動産開発、技術開発など幅広い事業を展開しています。岡山に本店を構えながら、東京にも本社機能を持ち、首都圏・関西・中四国・九州など全国で建設プロジェクトを手がけている点が特徴です。
建築分野ではオフィスビル、商業施設、物流施設、公共施設など、土木分野では道路・橋梁・造成・インフラ関連工事などに関わっており、地域密着型の地場ゼネコンでありながら、全国規模で実績を持つ企業といえます。
また、東証スタンダード市場に上場しており、2025年3月期の売上高は700億92百万円、従業員数は792名となっており、中堅ゼネコンとして一定の事業規模と安定した経営基盤を持つ企業です。
大本組の会社概要
| 会社名 | 株式会社大本組 |
|---|---|
| 英文社名 | OHMOTO GUMI CO., LTD. |
| 創業 | 1907年1月1日 |
| 会社設立 | 1937年12月19日 |
| 本店所在地 | 岡山県岡山市北区内山下1丁目1番13号 |
| 本社所在地 | 東京都港区南青山5丁目9番15号 青山OHMOTOビル |
| 代表者 | 代表取締役社長 三宅 啓一 |
| 資本金 | 52億96百万円 |
| 従業員数 | 792名(2025年3月期時点) |
| 上場市場 | 東証スタンダード市場 |
| 証券コード | 1793 |
| 主な事業内容 | 建築事業、土木事業、浚渫事業、埋立事業、不動産開発事業、技術開発事業、建築土木コンサルタント事業 |
| 売上高 | 700億92百万円(2025年3月期) |
出典・参考情報
株式会社大本組 決算説明資料:https://www.ohmoto.co.jp/kessan/ir20-25.pdf
株式会社大本組 公式サイト:https://www.ohmoto.co.jp/
株式会社大本組 会社概要:https://www.ohmoto.co.jp/recruit/graduate/learn/company/
大本組の平均年収は?岡山県内では高水準
大本組の平均年収は、有価証券報告書ベースで見ると900万円前後の水準です。2024年3月期の有価証券報告書では、提出会社の平均年間給与は906万3,000円、平均年齢は45.2歳、平均勤続年数は20.8年とされています。
岡山県内に本店を置く上場企業の中でも高い水準にあり、ゼネコン業界の中でも中堅以上の給与水準といえるでしょう。ただし、これは全社員の平均値であり、施工管理、土木技術、建築技術、営業、管理部門など、職種や等級、勤務地、残業時間、現場手当の有無によって実際の年収は変わります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 平均年間給与 | 906万3,000円 |
| 平均年齢 | 45.2歳 |
| 平均勤続年数 | 20.8年 |
| 従業員数 | 787名 |
| 本店所在地 | 岡山県岡山市北区内山下1丁目1番13号 |
| 東京本社 | 東京都港区南青山5丁目9番15号 青山OHMOTOビル |
| 設立 | 1937年12月 |
| 上場区分 | 東証スタンダード市場 |
| 証券コード | 1793 |
| 主な事業内容 | 建築事業、土木事業など |
なお、有価証券報告書に記載される平均年間給与には、賞与および基準外賃金が含まれています。そのため、転職時に確認する際は、求人票に記載された想定年収だけで判断せず、基本給、賞与実績、残業代、現場手当、住宅関連手当、昇給ペース、評価制度まで確認しておくことが重要です。
特に施工管理や土木・建築系の技術職では、担当する現場規模や勤務地、残業時間、資格の有無によって年収差が出やすい傾向があります。大本組への転職を検討する場合は、「平均年収が高い会社」と見るだけでなく、自分が応募する職種でどの程度の年収レンジが想定されるのかを確認しておきましょう。
出典・参考情報
SalesNow「岡山県の上場企業・平均年収ランキング」
株式会社大本組 有価証券報告書
株式会社大本組 公式サイト:https://www.ohmoto.co.jp/
大本組の職種別年収レンジ【2026年5月時点】
大本組の中途採用における年収は、職種・経験・保有資格・役職・勤務地によって幅があります。公開求人や有価証券報告書、建設業界の給与水準を参考にすると、中途採用の想定年収は概ね450万円〜1,000万円前後で見ておくとよいでしょう。
一方で、施工管理経験が豊富な方、1級施工管理技士や1級建築士などの資格を持つ方、現場代理人・管理職候補として採用される方の場合は、1,000万円を超える年収が提示される可能性もあります。実際に公開求人では、職種や勤務地によって750万円〜1,200万円のレンジが確認できる求人もあります。
| 職種 | 想定年収レンジ | 特徴 |
|---|---|---|
| 建築施工管理 | 約500万円〜1,100万円 | オフィスビル、商業施設、ホテル、物流施設などの建築現場を管理する職種です。建築施工管理経験や1級建築施工管理技士、1級建築士などの資格が評価されやすい領域です。 |
| 土木施工管理 | 約500万円〜1,100万円 | 道路、橋梁、造成、河川、港湾、公共インフラなどの土木工事を担当する職種です。土木施工管理経験や1級土木施工管理技士の有無によって、提示年収に差が出やすい職種です。 |
| 建築意匠設計 | 約500万円〜1,000万円 | 建築案件の設計・設計監理を担う職種です。設計実務経験に加え、1級建築士の資格を持つ方は評価されやすい傾向があります。 |
| 電気・機械設備設計/施工管理/保守管理 | 約500万円〜1,000万円 | 建築設備の設計、施工管理、保守管理を担う職種です。1級電気工事施工管理技士、1級管工事施工管理技士、第三種電気主任技術者などの資格が評価対象になりやすい領域です。 |
| 営業・事業開発系 | 約500万円〜900万円 | 民間建築営業、公共案件、PFI・PPP案件などに関わる可能性がある職種です。建設業界での法人営業経験や、官公庁・デベロッパー向けの折衝経験があると評価されやすいでしょう。 |
| 本部スタッフ | 約450万円〜900万円 | 経理、人事、総務、経営企画などの管理部門職です。募集タイミングは限られますが、上場企業としての管理体制を支える重要なポジションです。 |
年代別に見ると、20代後半〜30代前半では500万円台〜700万円台、30代後半以降で経験を積んだ技術職や現場代理人クラスになると、800万円〜1,000万円以上を狙える可能性があります。ただし、大本組の有価証券報告書に記載されている平均年間給与は、平均年齢45歳前後の全社員平均であり、賞与や基準外賃金を含んだ数値です。そのため、転職時には「会社全体の平均年収」と「自分が応募する職種の提示年収」を分けて確認することが重要です。

建設業ならではの資格・現場経験が評価される
大本組のようなゼネコンでは、施工管理・設計領域を中心に、資格と実務経験が年収に直結しやすい傾向があります。特に、1級建築施工管理技士、1級土木施工管理技士、1級建築士、1級電気工事施工管理技士、1級管工事施工管理技士、技術士などの国家資格は、選考時の評価ポイントになりやすいです。
また、単に資格を持っているだけでなく、現場代理人経験、大規模案件の管理経験、協力会社との調整力、安全・品質・工程・原価管理の実績なども重視されます。中堅ゼネコンでは、専門資格に加えて、現場を動かすマネジメント力が年収アップの重要な要素になります。
転勤・出張は建設業の前提として確認したい
大本組に限らず、ゼネコンの施工管理職では、担当現場ごとに勤務地が変わる可能性があります。本店・本社・支店を拠点にしながらも、案件によっては全国出張や中長期の現場常駐が発生するケースがあります。
そのため、転職を検討する際は、年収だけでなく、配属エリア、転勤頻度、現場常駐の有無、帰省手当・住宅手当・単身赴任手当、残業時間、休日取得状況まで確認しておくことが大切です。特に家庭やライフプランとの両立を重視する方は、面接時に「どのエリアの案件を担当する可能性が高いのか」を具体的に確認しておきましょう。
出典・参考情報
エンゲージ 会社の評判「大本組の年収・給与」:https://en-hyouban.com/company/00004976481/salary/
株式会社大本組 キャリア採用:https://www.ohmoto.co.jp/recruit/career/
株式会社大本組 公式サイト:https://www.ohmoto.co.jp/
株式会社大本組 有価証券報告書:https://edinetdb.jp/company/E00255/text
doda 株式会社大本組 中途採用求人:https://doda.jp/DodaFront/View/CompanyJobs/j_id__00003598474/
大本組に転職するメリット
岡山発の老舗ゼネコンとしての安定感
創業100年以上、上場企業として安定した経営基盤を持つ中堅ゼネコンです。岡山県内では地場大手としての知名度があり、住宅ローンや家族からの信頼感、職務経歴書上のブランドという面でも大きな強みがあります。
建築・土木の両方を経験できる
大本組は建築・土木の双方に強みを持ち、多様な案件を担当できる点が魅力です。施工管理・設計・営業のいずれの職種でも、案件のバリエーションが豊富で、専門性を広げやすい環境です。
業界平均と比べて高い年収水準
岡山県の上場企業ランキングでも上位に入る年収水準で、建設業界全体の中でも安定した位置にあります。資格・経験が年収にダイレクトに反映されやすい点も建設業ならではの魅力です。
出典:
株式会社大本組 採用情報(マイナビ2026掲載):https://job.mynavi.jp/26/pc/search/corp1193/outline.html
大本組への転職はやめとけ?向いてる人・向いていない人
「大本組への転職はやめとけ」と言われることがあるとすれば、それは大本組自体に大きな問題があるというより、建設業界・ゼネコンならではの働き方に合う・合わないが分かれやすいためです。
大本組は、岡山発の老舗ゼネコンとして、建築・土木分野で多くの施工実績を持つ企業です。建築施工管理、土木施工管理、設計、営業など、建設業界で専門性を高めたい方にとっては、有力な転職先のひとつです。
一方で、建設業界では現場ごとの勤務、繁忙期の長時間労働、休日出勤、出張・転勤などが発生する可能性があります。特に施工管理職を希望する場合は、働き方や勤務地条件を事前に確認しておくことが重要です。
大本組に向いている人
大本組に向いているのは、岡山発の老舗ゼネコンで腰を据えてキャリアを築きたい方です。地域にルーツを持ちながら、建築・土木の幅広い案件に関われるため、地元企業の安定感とゼネコンとしてのスケール感を両方求める方には相性が良い企業といえます。
また、建築・土木の現場でものづくりに関わりたい方にも向いています。ゼネコンの仕事は、図面や計画を実際の建物・インフラとして形にしていく仕事です。現場で多くの関係者と連携しながら、品質・工程・安全・原価を管理することにやりがいを感じる方には向いています。
- 岡山発の老舗ゼネコンで腰を据えてキャリアを築きたい人
- 建築・土木の現場でものづくりに関わりたい人
- 1級施工管理技士・建築士などの資格を活かしたい人
- 大型案件・公共インフラ案件に挑戦したい人
- 建設業界で一定以上の年収を目指したい人
大本組に向いていない人
一方で、大本組に向いていない可能性があるのは、転勤や現場常駐をまったく受け入れたくない方です。施工管理職を中心に、担当する現場ごとに勤務地が変わる可能性があります。岡山の特定拠点だけで働きたい方は、内勤系職種や勤務地条件を応募時に確認しておきましょう。
残業や休日出勤が完全に難しい方も注意が必要です。建設業界では、工期、天候、協力会社との調整、施主対応などにより、繁忙期に長時間労働や休日対応が発生する場合があります。働き方改革により改善は進んでいるものの、定時退社や残業ゼロを最優先する方にはギャップがあるかもしれません。
- 転勤・現場常駐をまったく受け入れたくない人
- 残業・休日出勤が完全に難しい人
- 個人の裁量のみで仕事を進めたい人
- 業界外のスピード感(IT・SaaSなど)を求める人
- 勤務地を岡山1拠点に厳密に限定したい人
大本組は、岡山発の老舗ゼネコンで、建築・土木の現場や大型案件に関わりながら専門性を高めたい方にとって、有力な転職先のひとつです。一方で、勤務地の完全固定、残業・休日出勤の回避、個人裁量だけで進める働き方、IT業界のようなスピード感を重視する方は、他の建設会社や事業会社とも比較しながら判断することをおすすめします。
大本組への転職難易度
大本組への転職難易度は、職種によって大きく異なります。建築施工管理・土木施工管理・設計などの技術系職種は、施工管理経験や建築士・施工管理技士などの資格が評価されやすく、難易度は中〜高めです。一方で、営業職は建設業界での法人営業経験や公共・民間顧客との折衝経験があると有利ですが、技術職ほど資格要件が明確に求められにくい職種といえます。
大本組の公式キャリア採用では、建築施工管理・土木施工管理・建築意匠設計・電気機械設備設計などの募集が確認できます。施工管理職では概ね3年以上の実務経験、設計職では設計監理経験が求められ、1級建築施工管理技士・1級建築士・1級土木施工管理技士などの資格保有者は歓迎されやすい傾向があります。
| 職種 | 転職難易度 | 見られやすいポイント |
|---|---|---|
| 建築施工管理 | 中〜高 | 建築工事の施工管理経験、工程・品質・安全・原価管理の経験、1級建築施工管理技士・1級建築士などの資格 |
| 土木施工管理 | 中〜高 | 土木工事の施工管理経験、公共工事・インフラ工事の経験、土木施工管理技士資格、現場代理人・監理技術者経験 |
| 建築意匠設計・設備設計 | 高 | 建築案件の設計監理経験、1級建築士、電気・機械設備設計、施工管理、保守管理の経験 |
| 土木機電・技術支援 | 中〜高 | 建設業・製造業での実務経験、設備・機械の知識、施工計画、仮設機械・電気、BIM/CIM・i-Construction・DXへの理解 |
| 営業 | 中 | 建築・土木営業経験、法人営業経験、公共・民間顧客との折衝経験、見積・契約・入札への理解 |
| 不動産・開発関連 | 高 | 不動産開発、再開発、用地取得、契約、金融、収支計画などの実務経験 ※求人が出た場合は経験者採用になりやすい領域 |
| 本部スタッフ | 高 | 経営企画、人事、経理、法務、情報システムなどの実務経験、上場企業・建設業界での管理部門経験 |
建築施工管理・土木施工管理は、大本組の中途採用で中心になりやすい職種です。公式キャリア採用では、建築施工管理は建築工事の施工管理経験が概ね3年以上、土木施工管理は土木工事の施工管理経験が概ね3年以上ある人が対象とされています。1級施工管理技士や1級建築士は必須ではなく「歓迎」扱いですが、ゼネコンでの施工管理経験や資格保有がある人は選考で有利になりやすいでしょう。
設計・設備系職種は、より専門性が問われやすい領域です。建築意匠設計では設計監理経験、設備設計では電気・機械設備の設計経験や施工管理経験が求められます。1級建築士、1級電気工事施工管理技士、1級管工事施工管理技士、第三種電気主任技術者などの資格が歓迎されるため、実務経験と資格の両方がある人ほど評価されやすいでしょう。
営業職は、技術職と比べると資格要件が明確に出にくい一方で、建設業界ならではの商習慣や顧客折衝力が重要です。公共工事・民間工事、入札、見積、契約、設計事務所・発注者との関係構築などに理解がある人は親和性があります。建設業界未経験でも法人営業経験が活かせる可能性はありますが、建築・土木の基礎知識をキャッチアップする姿勢は必要です。
不動産・開発関連職や本部スタッフは、求人が出た場合には難易度が高くなりやすい領域です。大本組の公式キャリア採用で常時確認しやすい職種ではないため、記事内では「求人が出た場合は経験者採用になりやすい」と補足しておくと安全です。経営企画、人事、経理、法務などの本部系職種も、上場企業としての管理体制を支えるため、同職種での実務経験や専門知識が評価されやすいでしょう。


出典
大本組に転職する前に確認すべきこと
- 希望職種でどのような経験・資格が求められているか
- 勤務地は岡山か、東京か、現場常駐か
- 転勤・出張の頻度・範囲
- 年収は入社時だけでなく、昇給後・賞与・現場手当込みで納得できるか
- 働き方改革の進捗・残業時間の実態
まとめ:大本組は岡山発・建設業で長期キャリアを築きたい人に向いている
大本組は、岡山発の老舗総合建設会社として、平均年収は岡山県の上場企業ランキング上位、建築・土木の両方に強みを持つ中堅ゼネコンです。資格・経験を武器に専門性を高めたい方、地場ブランドの強い会社で長期キャリアを築きたい方にとって、有力な選択肢といえます。
一方で、建設業特有の現場対応・転勤・繁忙期労働など、入社前に確認しておきたい点もあります。「年収の高い大手ゼネコンで働きたい」だけでなく、「どの職種・どんな働き方で、長期的に何を実現したいか」まで明確にして検討することをおすすめします。
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